また今年もフラダンス世界最大のイベントともいえる、
メリーモナークフェスティバルの季節がやってきますね。
この言葉を日本で聞くと、いよいよ本格的な春、
そしてフラダンスシーズンの訪れを感じます。
ちょっと復習しておきましょう。
メリーモナークフェスティバルMerrie Monarch Festivalとは、
ハワイ島ヒロで行われる、ハワイ州で最も権威のあるフラ・コンテスト。
毎年イースター・サンデー(今年は4月15日)からの一週間、
ハワイ全島や今は世界、日本からも選ばれたハラウ(フラの教室)が
集まって、華麗に繰り広げられます。
メリーモナークフェスティバルは、メリー・モナークという19世紀の
ハワイ国王として在位したデビッド・カラカウアのニックネームかからとった名前です。
このカラカウア王は陽気で賑やかなことが大好き。
世界旅行を初めてした、ハワイの王様なんだそうです。
そこで仕入れた西洋文化を積極的に取り入れて、
舞踏会やルアウ、ホース・レースなど華やかなイベントを行いました。
そして当時、禁欲的なキリスト教の宣教師たちによって、
邪教的と疎まれていたフラやハワイの伝統的な音楽を復活させたのです。
このハワイの伝統芸能への功績を讃え、彼のニックネームをつけて
メリーモナークフェスティバルは始まりました。
フェスティバルは1964年、
2度目の大津波(1960年)のダメージからまだ立ち直れないでいる
ヒロの街を復興させるなにかを... という思いからも始められました。
ところが最初の数年はフラのコンテストもなく、
あまりパッとしないお祭りでした。
当時のフェスティバルのディレクター、ドロシー・トンプソンと
プロモーターのジョージ・ナオペはなんとか
フェスティバルを生き返らせようと努力を続けました。
そして1971年、ナオペと数人のクム・フラ(フラ教室を主宰するフラの伝承者)のアイデアによってフラのコンテストがスタート。
参加したのはわずか9つのハラウ。
ところが、年を追うごとに参加ハラウも増え、
1976年には男性ダンサーの競技も始まります。
今では5,000人収容のコンテスト会場への入場チケットを手に入れるのも大変な大会に成長しました。
こうして考えると、伝統文化を復活させ世界の人も参加したくなるような祭典に盛り上げてきたハワイの人たちの、土地を愛する心は、
フラダンスという踊りのスピリットにそのまま
表現されているのだと思います。
そういう気持ちに敬意をはらって、踊れたらなあ、と思います。
そしてふと振り返って、自分の国や土地にも同じような思いを、
抱きたいですね。
◆今年の予定◆
4月2日(水) メリーモナークフェスティバル「前夜祭」
4月3日(木) 「ミスアロハ部門」
18歳から25歳までのミスたちが、古典、
モダンの2部門のフラ・ダンスを競います。
優勝者は最終日ロイヤル・パレードで、
オープンカーに乗っての凱旋する晴れの舞台が
与えられます。
4月4日(金) 「カヒコ部門」
男性、女性別の古典部門のコンテスト
4月5日(土) 「アウアナ部門」
モダンフラ部門
一度はいってみたいです・・・!